士業とAIと、人にしかできないこと

士業の方と飲んでいると、ときどき「AI、活用してる?」という話になります。
私も普段からAIを使っていますが、先日、士業とAIをテーマにしたセミナーに参加しました。
参加していたのは、弁護士、弁理士、税理士、行政書士などの士業、士業間の連携や交流を支える方、そしてシステムエンジニアの方です。
システムエンジニアの方からは、士業の仕事にAIをどう役立てられるかというお話があり、士業側からは、それぞれがどのような仕事をし、AIをどう活用しているのかを伝えました。
一方的に教わるのではなく、お互いの仕事を知るための意見交換の場で、とても勉強になりました。
その中で、ある方が「AIに契約書を作らせてみたところ、出来は6~7割程度で、専門家による修正が必要だった」と話していました。
ただ、それは現時点での話です。AIの進歩は速く、使うAIの種類やバージョン、指示の出し方によっては、すでにかなり完成度の高い契約書を作れるのかもしれません。
では、AIが進歩すると、士業の仕事はなくなってしまうのでしょうか。
私は、AIは敵ではないと思っています。
書類のたたき台を作ったり、情報を整理したりすることは、AIが得意な作業です。うまく活用することで、仕事の効率を上げることができます。
一方で、士業への相談は、書類を作るだけで解決するものばかりではありません。
相続であれば、家族関係や相談者の思いがあります。建設業や運送業などの許認可であれば、会社の状況や人員、設備、これからどのように事業を進めたいのかまで確認する必要があります。相談者のお話を聞き、現在の状況や問題点を整理する。必要に応じて行政機関へ確認したり、ほかの専門家につないだりしながら、次に進む方法を一緒に考える。
AIが書類を作れるようになっても、こうした部分は私たち人間が担う仕事なのではないかと思います。
以前、このことを普段から使っているAIに話したところ、「AIで浮いた時間を、さらに仕事を詰め込むために使うのではなく、人と向き合い、考えるために使う。そこに士業としての違いが出る」と言われました。
AI本人に、人間にしかできない部分を磨けと言われてしまいました(笑)
AIに任せられる仕事が増えるからこそ、私たちは空いた時間を何に使うのか。
これからの士業にとって、大切なのはそこなのかもしれません。
ご相談、ご依頼お待ちしています。お問合せフォームは、こちらから
各種許認可、相続に関するご相談を承っています。どこに聞いたらいいかわからないお悩みなどお気軽にご連絡ください。
しまだ行政書士事務所090-3599-0809初回相談無料。お気軽にお問い合わせください。電話に出られないときは折返しお電話致します。
メールでのお問い合わせはこちら 24時間いつでも受付中!
